空を飛ぶ夢くらい見ろ

エンタメ備忘録

国語辞典に潜って遊ぶ

ふと辞書を引いてみて驚いた。「眇める」って、その一語で「片目を細くする」ことをあらわしているのね。片目のしぐさ限定だとは思っていなかったので、えっ、と、驚きが声に出てしまった。
待てよ。そうすると、「目を眇める」という書き方をすると、重言になってしまうのかな? あと、本当に、両目を細くするしぐさをあらわすときには使えない言葉なのかな。……などと、辞書をひっくり返し、webをあちこちさまよって、たっぷり冒険をした気分になっている。久しぶりの感覚だ。楽しかった。

知らなかったことを知ることは、とてもおもしろい。自分の興味のある分野ならなおさらだ。時代が過ぎれば言葉の意味も変わっていってしまうかもしれないけれど、それはそれでよい。

この記事の中程に、「不機嫌な言葉くん」が登場する短い文を書いていたが、なんだか恥ずかしくなって消した。青春小説っぽい何かだった。SF作家の誰かが、きっと、いつかどこかで書いているとも思った。